寺院庫裏(茶室床の間編)

前回の「古材を利用した茶室の天井編」から続き、今回は、茶室の床の間をご紹介します(^^♪

 

【過去記事】
・寺院庫裏の建方(作業場加工風景あり)
・杉板の天井と竹の腰壁
・寺院庫裏完成!(竹ピックアップ編)
・寺院庫裏(杉板の天井編)
・寺院庫裏(古材を利用した茶室の天井編)

 

イメージの基本となったのは、こちらの障子戸▼

茶室の良いアクセントになっているこの障子戸は、お施主様がご用意されました。

和モダンなデザインに加えて、アンティークな色合いが素敵です(*^^*)

 

この障子戸がぴったりと納まる様に、茶室の柱の位置等も調整。

床の間へ古材を使い、この障子戸との風合い・色合いを揃えています。

 

 

これは床板の加工前写真▼

きれいに吹き下げ、柿渋で仕上げました。

 

 

そして、天井も解体した母屋からの網代天井を再利用。

最近はこういった網代柄のクロスもありますが、やっぱり本物は趣がありますね(*^^*)

これも柿渋を塗り、色味に統一感を持たせています。

 

 

完成した床の間は一見シンプルですが、バランスよく配置された古材と柿渋の風合いが良いアクセントになっています(*^▽^*)

 

 

 

 

 

次回は、欄間や建具・階段など室内造作のご紹介です。

お楽しみに♪

 

 

 

 

 

2020年10月22日