FAQ他

あなたのお家は在来構法? それとも伝統構法?

「木造」の家にお住いの方へ

Q1、「伝統構法ってなにかしら?」

江戸時代から戦前くらいまでの期間に建てられた、木の柱や梁を使って家を建てる構法の中の一つです。
今は、伝統構法の家は殆ど建てられていなくて、簡略化された在来構法へ切り替わっています。


Q2、「伝統構法の特徴はなにかしら?」

大黒柱という太い柱が使われているのが大きな特徴です。 梁は太く、ボルトや金物も使用されていません。 今では金物を使って木と木をつなぎ合わせていますが「仕口」という技を使って繋いでいます。 これは、修行を積んだ大工さんでないとできない技術です。
壁は「土塗り」壁で造られていて、これも左官やさんの技術を必要とします。
間取りにも特徴があり、「田の字」型の間取りで、襖や障子などで部屋と部屋を分けていました。現在の様に、壁で仕切っていなかったのです。


Q3、「伝統構法と現在の在来構法はどうやって建物を支えているの?」

昔の建て方である 「伝統構法」と今の家の建て方である 「在来構法」とでは、建物を維持する考え方が異なります。
伝統構法は、柱や梁といった木材を組合わせた「木組み」そのものの強さで建物をもたせています。お寺や神社のような建物も伝統構法で建てられています。
在来構法は、柱や梁を金物やボルトで固定し、壁には筋交いという斜めの木材が入っていて、さらに構造用合板等を壁に貼っています。壁の強さを高めて建物を壁の強さでもたせる建て方になっているのです。


Q4、「地震が心配。どうやって地震に耐えてくれるの?」

2つの構法では建物の支え方が違うことが分かりました。なので、地震が起きたときの揺れ方も違うし、倒れないように建物が頑張ってくれる力も違います。
昔の伝統構法は、前途の通り、柱や梁を組合わせた木組み(仕口)により構成されているため、木組みにかなりも自由があり、地震で揺れたときにも木組み同士がめり込んだり、木と木の摩擦などにより揺れを減少させ、大きく建物が変形しても骨組みがある程度は自由に動けるため、ねばり強く耐えることができるのです。
一方、今の在来構法の家は、筋交いや壁、柱や梁をボルトや金物でがっちりと固定して、地震の揺れに耐えるように設計されています。


Q5、「やっぱり地震が心配…。もっと地震に強い家にしたいけど、どうしたらいいの?」

2つの構法は違う特徴をもつ家なので、同じ補強方法という訳にはいきません。伝統構法の建物に今の在来構法の補強の考え方をあてはめようとしても、強さが増大することは見込めないのです。
そこで、2つの構法には別々のやり方をして補強します。昔の伝統構法の家には、土塗り壁(耐力壁)や小壁を増やします。柱や梁の木組みには揺らしたときに変形する制震金物(仕口ダンパー)を取付ます。
今の在来構法の家には、筋交いを増やし、構造用合板等(耐力面材)を壁に張り付け、より壁の強度が増すようにします。


Q6、「実際に耐震補強をするときはどうやってするの?」

どちらの構法の家も、耐震補強の工事をする前に、補強前の家の強さを確認し、最適な補強方法を検討していきます。その際、限界耐力計算という構造計算を行います。
しかし、伝統構法の家の場合は、この計算が在来構法の耐震補強の計算と比べ、とても特殊で難しい計算方法になり、そのため、時間も倍以上かかります。 その分、設計費は在来構法の補強より多くなってしまいます。 その反面、工事費は在来構法の耐震補強の半額くらいに抑える事ができます。


Q7、「新しく建替えてしまう方がいいのでは・・・?」

お施主様のお考えやご希望で、今の家を壊して新しく・・・という方もみえます。
しかし、やっぱり愛着がある方もみえます。 もし、本当は残したいとの想いがあるのであれば、昔から受け継がれてきた歴史のある建物なので、残す部分は最大限に残し、新たなものも取り入れながら、補強や補修をし、この先何十年、何百年と後世に残していければいいなと思います。





FAQ

Q・プラン作成は有料ですか?変更するたびに費用はかかりませんか?

A・プラン作成は無料です。変更にも費用はかかりませんのでお気に入りの間取りにしていきましょう。


Q・ハウスメーカーとの違いはなんですか?

A・当社の住宅は、既成の工場生産品ではないため、お客様のご要望や小さな変更にも柔軟に対応ができます。完全自由設計で、お客様のご趣味や収納したい内容に合わせて、間取りや収納を決めていきます。本棚やテーブルなど、ちょっとした隙間や空間にも手作りの家具を製作することもできます。参考のプランなどはありますが、敷地やご要望に合わせてオリジナルなプランを計画しています。また、家を造っていく過程で変更のご希望や新たなご要望がありましても柔軟に対応できます。


Q・問い合わせ後、しつこく営業してきませんか?

A・アオキ建築からイベントのお知らせ、お得な補助金等のご案内はお知らせさせて頂くことがありますが、お電話や訪問などの営業は一切ありません。DMによるご案内も不要でしたら郵送致しませんので、お気軽にお問い合わせください。


Q・ローンの相談や減税・助成金などの案内もして頂けますか?

A・不定期にお得な補助金等のご案内を郵送させて頂きますが、新築時・リフォーム時のローンのご相談や、その時使える減税・助成金等もお知らせしております。疑問に思っていることや、不安に思うことなど、小さなことでもお尋ねください。また、相続時など、必要に応じて、提携している金融機関や会計事務所、司法書士、測量事務所の方とアドバイスさせて頂きます。


Q・近隣の方への対応もして頂けますか?

A・近隣の方へは工事開始前と工事終了後のご挨拶を行っております。また、工事の工期や内容について近隣の方からお問い合わせがありました場合には、お施主様のご了承の範囲内でご説明させて頂いております。


Q・どれくらいの実績のある会社ですか?

A・地域に密着した35年の実績のある建築会社です。お蔭様で、受注の9割は、お客様からのご紹介、近隣にお住まいの方からのお声掛けによるものです。


Q・見に来てもらって見積もりして欲しいのですが、出張料はかかりますか?

A・かかりません。家のことでご心配なこと、気になることがありましたら、お気軽にお問合せ下さい。


Q・工事の保証はどのようになっていますか?

A・工事完成後、お引渡し時に工事項目毎の保証書をお渡ししています。保証期間は内容によって異なっています。また、新築や建て替えの場合には、構造耐力上主要な部分および雨水の浸入を防止する部分に関する10年間の瑕疵担保責任を対象としている保険に加入しています。その他、工事後のアフター点検、小規模な補修は無料で行っています。


Q・土地から探して頂くことはできますか?

A・できます。ご希望の地域・大きさ・ご予算など教えていただければお探しいたします。気に入った土地がみつかった場合には、土地の購入前であっても無料で建物のプランを作成していますので、ご納得の上、土地を購入することができます。不動産業会の情報システム、地元金融機関、地元不動産から不動産の情報を得ていますが、ときには、お客様所有の不動産をご紹介頂くこともあります。


Q・地震が心配なのですが・・・。

A・新築住宅を建てる際には、その土地に関する地震や津波の歴史をピンポイントで遡り、土地の特性や地質を調査した上で補強計画を検討しています。特に港区についてはお任せ下さい。新築住宅ではすべて許容応力度計算で、安全を確認しています。原則として耐震等級3(震度6強の1.5倍)の住宅を

基本とし、第三者機関で検査を受けています。既存建物においては、金物補強や壁のバランスや量を検討した耐震補強工事を行っています。アオキ建築では、名古屋市や国からの耐震補強の補助金を利用した数多くの実績がありますのでお気軽にご相談ください。当社では、耐震診断もさせて頂いておりますので、ご心配であればご相談下さい。ご相談は無料です。


Q・実際の施工現場を見学することは出来ますか?

A・ご希望の際は当社までご連絡ください。施主様のご了解が得られた場合には、施工中、施工後にかかわらずご覧頂くことができます。見学可能な施工現場でしたら、ぜひご家族みなさまでお越しください。また、ホームページにて施工写真も載せておりますので、こちらもご参考までにご覧ください。


Q・外壁仕様や内装材などを自由に選ぶことはできますか?

A・ご自由にお選びいただけます。サンプルもご用意しておりますので、納得のいくまでお選びください。CGやイラストで、雰囲気をご確認頂くこともできます。


Q・小さなリフォームでも対応していただけますか?

A・「扉のたてつけが悪くて…」「そろそろ便器を取り替えたいなあ」といったことから「フルリフォームを考えていて…」といったことまで、お住まいのことでしたらどんなことでも大丈夫です。


Q・新築の工事期間はどれくらいかかりますか?

A・設計期間1ヶ月~2ヶ月、工事期間は更地の状態から3~4か月程度です。
構造、規模によっても異なります。プランをじっくり検討される方は、設計期間が長い場合もあります。